今すぐやめた方がいい癖!?

①頬杖(ほおづえ)

TVを見ているとき、スマホを見ているとき、本を読んでいるときなど、

頬杖をつくクセがある人はかなり多いのではないでしょうか?

頬杖をつくと一番歪みやすいのが顎関節(あごの関節)と首です。例えば右の頬を

右手で頬づえをすると下のあごが左にスライドし顔が右に傾くため、頸椎(首の関節)も右が狭くなります。噛み合わせが悪くなり顎関節症を引き起こしたり、頸椎の右側が圧迫されるなど身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。また片側のエラが張ったりあごが片側に寄ったりなど見た目のバランスも悪くなる影響があるので出来るだけ頬づえやしないように心がけましょう。

 

②バッグをいつも同じ方の手や肩で持つ

出勤時やお買い物時など、バッグを持つ時間は皆さんにあると思います。(特に女性の方)

最近はノートパソコンを持ち運びしているお客様も多く、驚くほど重たいバッグを持ち運びしている方もいます。そんなバッグですが、皆さんはどのように持ちますか?おそらく、左右でバッグを持つ手が決まっているのではないでしょうか。

余談ですが私は左に持つことが多いです。

では片側の方ばかりでバッグを持つとどういうデメリットがあるのか?

まずカバンを持った方の肩が上がり、顔は逆方向に傾きます。これはショルダーバッグでもトートバッグでも同じです。

このとき一番負担がかかっているのがカバンを持った側の肩周りの筋肉です。

バッグの重みからバランスを保つために肩周りの筋肉が自然と緊張状態になります。

バッグを持つときやデスクワークなど、同じ姿勢で筋肉が縮んで緊張した状態を受動的筋収縮といい、反対にランニング時など腕を振ったような収縮を繰り返すような状態を

随意的筋収縮といいます。どちらも筋肉を使っているのには変わりませんが、動作を終えたあと肩こりを感じやすいのはどちらでしょうか?

おそらく前者ですよね?これは受動的筋収縮の時は筋肉の中を走る血流が低下し、随意的筋収縮の際には血流が増加することによるものです。

なのでバッグを長時間持つと肩コリになってしまいます。特にショルダーバッグでは付随して物理的に肩の筋肉を圧迫することになる為より注意が必要です。

また、骨格面では傾いた首や背中の関節も歪む恐れがあります。

バッグを持つ際は出来るだけ左右均等に持ってあげる習慣をつけるように心掛けましょう。

 

③足を組む

これもたくさんの方がついつい行ってしまっている仕草のひとつではないでしょうか?

お客様からも「足を組むのは良くないんですよね?」とよく質問を受けます。

結論を言えば足を組むのはやめた方が良いといえます。

足を組むことによるデメリットは骨盤・背骨の歪み、鼠系部付近のリンパや血流のつまりなどが考えられます。

右足を上にして足を組むとします。するとまず右の骨盤が後傾し重心が左にかかります。

そうすると上半身は重心を真ん中に戻そうとして右に傾けようとします。このとき腰~背中の背骨にカーブがかかり歪みが生じます。また右足を上げている為右の鼠系部が圧迫されるためリンパや血液の流れを遮る恐れがあります。

足を組むことで骨盤だけではなく背骨の歪みや下半身がむくみやすい、冷えやすい(冷え性)などの影響を及ぼすかもしれません。

通常、骨盤が正しい位置にある場合は足を組みたくなりません。足を組みたくなるということは骨盤が歪んでいるとも言えます。一度骨盤矯正を受けて、足を組まなくてもいい状態になりましょう。