1日を幸せに過ごすためにやるべき朝の習慣6つとは?気分よく生産的な日にする朝活のすすめ

〜朝活のメリット〜

「朝活」とは、朝の時間に活動すること。朝の時間を有効活用して、勉強や趣味、運動などに時間を使うことで、生活を充実させることが朝活の目的です。朝をどのように過ごすかで、1日が大きく変化する可能性があるのです。

 

・集中力が高まる
朝は1日のなかで最も集中力が高まる時間だと言われています。なかでも、しっかりと睡眠をとって朝食を食べたあとの30分が、1日で最も集中できる時間。人間の脳は睡眠中に記憶が整理されます。そのため、起床後の脳はスッキリしていて活発に動くのだそう。

 

・心にゆとりが生まれる
日中は忙しくてなかなか自分の時間をつくることができない人にとって、朝は大変貴重です。朝は、仕事や家事に追われることがないため、自分がやりたいことに時間を割きやすいのです。

自分の時間を持つことができると、心にゆとりが生まれます。心にゆとりが生まれると、ストレスを感じることが減り、仕事や家事・育児に精を出すことができるでしょう。気持ちも軽くなり、人間関係も良好に働く可能性が高まります。

 

〜 快適な1日を過ごすために、朝にするといい習慣6つ!〜

 

1. 頭を使う作業に取り組む

朝目覚めてから約3時間は、脳の集中力が高まる「ゴールデンタイム」と言われています。このゴールデンタイムは、知識や教養を吸収できるチャンスです。頭を使う作業に時間を割いて、このチャンスを最大限に活用しましょう。おすすめの過ごし方は「読書」と「勉強」です。

 

2. 白湯を飲む

朝に白湯を飲む行為は、私たちにたくさんのメリットを与えてくれます。数多くの芸能人たちも「朝起きて白湯を飲むようにしている」とインタビューなどで答えていますよね。

朝は胃腸が冷えているため、白湯を飲むことで内臓が温まります。内臓温度が1℃上がると、基礎代謝は10〜20%よくなると言われています。基礎代謝が上がると、脂肪燃焼効果が高まるため、痩せやすい体をつくることができます。

また、内臓が温まると、胃腸の消化機能が活発になり便通がよくなります。血行の巡りもよくなるため、老廃物が外に出やすくなります。老廃物が排出されることで冷え性やむくみの改善が期待できます。

 

3. 日光を浴びる

朝起きたら、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。日光を浴びることで、体内でビタミンDが生成されます。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の強化に役立ちます。

また、日光を浴びることで脳内のセロトニンが増えます。セロトニンとは、神経伝達物質の1つで別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。このホルモンが分泌されることで、ストレスが制御され精神が安定します。

 

4. 軽く体を動かす

朝に軽く体を動かすことで、筋肉が徐々にほぐされ、血流が良くなり脳が活性化させられます。朝に集中力を高めることで、その日1日の作業効率を上げることができます。

また、朝に軽く体を動かすことで、神経系ははるかにリラックスした状態になります。目を覚ますのに必要なブーストを与えるために、「コルチゾール(ストレスホルモン)」のレベルは、午前中にとても高くなっています。 この状態にストレスが加わると、コルチゾールのレベルは急速に増加し、ストレスを感じやすい1日を過ごすことになってしまいます。リラックスできる程度の軽い運動やストレッチを朝にすることで、身体は交感神経のストレス反応をオフにする習慣を身につけることができ、よりストレスの少ない1日を過ごすことが可能になります。

 

5. 日記を書く

朝に日記を書くことで、その日1日を快適に、そして意欲的に過ごすことができるでしょう。日記は1日の振り返りとして夜に書く人も多いですが、夜と朝に書く日記はそれぞれ異なる効果を生み出します。

朝日記は、自分の気持ちをポジティブにしてくれます。寝ている間に頭の中が整理されるため、朝は気分が清々しいことが多く、すっきりした気持ちで日記を書くことができます。すっきりした気持ちで書く言葉は、自分のモチベーションを高めてくれる効果をもたらします。

 

6. 瞑想する

朝に瞑想をすることで、気分よく1日をスタートさせることができます。アメリカのメリーランド大学の教授であるKevin W.Chen氏がおこなった調査によると、瞑想後が不安レベルを低下させることが明らかとなったそうです。また、瞑想にはストレスホルモンである「コルチゾール」を減少させて、免疫系を強化する作用もあります。